検車場レポート
山口 富生 岐阜 68期 |
中団の桐山敬太郎のけん制を受けるが、稲毛健太が赤板2コーナーから山降ろしで腹を固めて踏み込む。原真司が遅れて、稲毛、山口富生で出切り、野村典嗣が3番手に入る。桐山は6番手で原と絡んで脚力を消耗。逃げる稲毛の番手の山口が、きっちり追い込んで1着。ホームバンクの当所で通算400勝を達成した。
「(2月に399勝挙げてから)長かったですけど、ここが(競輪人生の)ゴールじゃないんで。とりあえずホッとはしました。キリケイ(桐山)が来るかと思ったけど、展開が向いて良かったです」
主導権を握って地元の山口に好展開をメイクした稲毛健太が、汗をぬぐう。
「あそこから行こうとは思ってた。ただ、距離が長かったんで、(山口に)抜かれるかなっていうのはあった。自分のレースはできたし、最後までしっかり踏めた」