検車場レポート
望月 裕一郎 静岡 65期 |
半年ぶりにS級に返り咲いた望月裕一郎が小松島記念2日目のオープニングレースを制した。
後ろ攻めから上昇した角令央奈が中団外でフタをして誘導員との車間が大きく空いたが、打鐘に上昇すると蒔田英彦が一気の巻き返し。増原正人が残り一周手前からまくり出たが、上野真吾が好ブロック。自力に転じた佐野梅一が鋭く迫ったが蒔田ラインの3番手で脚を溜めた望月が直線で突き抜けた。
「負け戦って言ってもS級ですからね。嬉しいです。初日は久々のS級で違和感があったけど修正できた。蒔田君も強いし、上野君も信頼していたので。3番手からでも伸びたことに価値がありますね」
初日に着以上の動きを披露していた蒔田が2着に粘った。
「初日より今日の方が重かったですね。フタをされていたけど、絶対に叩くと思っていたので落ち着いていました。でも意外と抵抗されてきつかったですね。最後は凄い勢いで(望月に)行かれたからビックリしました(苦笑)」