検車場レポート
山本 伸一 京都 101期 |
赤板で上昇した簗田一輝が先頭に立つと、清水裕友がすかさず巻き返して簗田を叩き打鐘。後方から吉澤純平が仕掛けるが、清水もペースを上げて両者で踏み合う形となる。最終ホームからすぐさま踏み上げた山本伸一が逃げる清水を最終2センターで捕らえて今シリーズ2勝目を挙げた。
「ちょうど併走していたので行きやすくなりました。あのタイミングで仕掛けようと思っていた。メンバー的にも良いので勝てて良かった。5月くらいから今での練習にプラスアルファで新ルールに対応できるようにスピード練習やバイク練習をしていた成果が出ている。方向性は間違っていなかったってことですね」
最終2コーナーから外を踏み椎木尾拓哉を退かした簗田一輝が2着に食い込んだ。
「レース展開の読みは合っていたんですけどね。ホームで先に仕掛ける脚があれば良かった。G2クラスになると足りないところだらけです。タテ脚とか力強さとか。簗田と同じレースになった時に相手に嫌がられるようになりたい」