検車場レポート
石井 貴子 千葉 106期 |
ガールズケイリンフェスティバル2019を制したのは石井貴子。打鐘過ぎ4コーナーから仕掛けた梅川風子の動きに続くと、3コーナーまくりで激戦を制した。
「ほんとに必死で、こんな日が来るなんで思ってなかった。動くなら梅川さん、細田(愛未)さんのどちらか。初手で児玉(碧衣)さんの隣が取れたのが出来すぎでした。初めて自力でのタイトル、まくりでのタイトルが獲れてビックリしてる。今年のコレクションでは弱くて情けなくて、何とかしたいと思ってた。そういう気持ちを大事にしながら、これからも頑張っていきたい」
2コーナーからまくった児玉碧衣だったが、あおりもあって前団を飲み込むことはできなかった。
「長澤(彩)さんがいいタイミングで来たからどうしようかなと。行きたいタイミングで長澤さんが来た。バックで行けると思って行ったら、貴子さんが上がってきた。ずーとゴールまで、これ(波があった)だったのでキツかった。体調、乗った感じは悪くないから、一瞬の判断をもう少ししっかりしたい」
決勝戦で主導権を握ったのは梅川風子。ゴールまで懸命にモガいたが、惜しくも3着に敗れてしまった。
「惜しくはないです。自分的には完敗。決勝は動きがないと思ってた。後ろになると思ったけど、前に入れたので落ち着いて走りたかったんですけどね。(打鐘でも)来てなかったので行かなきゃでした。逃げるのは私しかいないと思ったけど、逃がされてる感じですね」