検車場レポート
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| 神山 拓弥 栃木 91期 |
長島大介は前受けの佐々木豪に突っ張られ後方まで下げるが、打鐘で押さえた不破将登が流した隙を見逃さずにカマして主導権を奪取。別線のまくりを全く許さず最終4コーナーを迎え、最後は番手の神山拓弥が差し切った。
「佐々木君がチラチラ見てる感じがあったので、『突っ張るかな？』と思ったらそうでしたね。以前の（長島）大介は、ああなると見てしまう悪いクセがあり、ずっと言い続けてきたけど、ようやく仕掛けられるようになりましたね。上位で戦うためには必要なことなので。初速は良かったし、出切ってからは回していたと思う。自分の課題としては、道中のそういう動きの中で、できるだけ脚を削られないようにすることでしょう。今日はラインでワンツースリーなので良かった」
レースを支配したのは、打鐘4コーナーからのカマシで別線を粉砕した長島大介と言っていいだろう。
「遅めに押さえにいったつもりはなかったので、突っ張られたのは意外だった。下げさせられたので、どこかでいくしかないと。神山さんが付くときはいつも以上に気合が入るし、自分なりに思い切り良く踏めたかなと。普段はしない先行ですから（笑）。前回の落車で肘を打って、その影響から肩にも痛みがあるけど、走った感じはそこまで影響はないかな。これで最終日まで走れるので、良かったです（笑）」