検車場レポート
紫原 政文 福岡 61期 |
中団から先に動いて切った池田勇人を藤井昭吾が打鐘前に押さえるが、前受けから後方まで下げた篠原龍馬がすかさず反撃に出る。最終1コーナーで藤井を叩いた篠原が最終主導権。番手絶好となった紫原政文が直線で鋭く差し切った。
「あんなに行ってくれるとは思わなかったですね。強かった。篠原君はもっと点数を持っていてもおかしくないですね。(池田の)まくりも止まっている感じだったので大丈夫かなって。最後は抜けないかと思いました。勝てて良かったです。(8月)富山記念で落車してから悪かったけど、だいぶ良くなってきました」
2着の篠原龍馬はロングスパートで別線をねじ伏せた。
「ああいう組み立てはそんなに考えてなかったんですけどね。巻き返して中団までと思ったんですけど、そのまま行きました。出れて良かったです。バンクが重くて、ずっと踏みっぱなしの感じでした。最後は差されたけど、残れたほうでしょう」