検車場レポート
浅井 康太 三重 90期 |
赤板過ぎに押さえて出た小松崎大地が、関東3車を受けて好位置をキープ。浮いた浅井康太は、6番手に入り立て直す。最終1センターで踏み出した浅井だったが、4番手の小松崎がまくって出ると、小松崎、大森慶一に付け直して続く。直線勝負で浅井が3連勝を飾った。
「(最終)1センターくらいで踏んだんですけど、小松崎さんと(踏み出しが)合ったからやめた。それでもう一度踏んだ。最終的に1着が取れたけど、課題はありますね。直線の伸びはいいんですけど」
「展開が良すぎて、いいのって…」とは、大森慶一。まくった小松崎に続いて、直線で差し脚を伸ばして2着。15年当所以来の記念優出に笑みがこぼれる。
「やっと(記念の決勝に)乗れた。(小松崎が)かぶる前に行ってくれた。付いてただけだけど、感触も悪くないし余裕もありますね」
4番手から先まくりの小松崎大地は、僅差の3着も内容には納得する。
「(仕掛けられる)タイミングが整った瞬間に行こうと思ってた。(浅井より)先に仕掛けられたのが良かった。前はのみ込めると思ったけど、後ろにいるのが浅井君なり松本君ですからね(安心はできなかった)」