検車場レポート
稲垣 裕之 京都 86期 |
前受けの石塚輪太郎は赤板過ぎに7番手まで車を下げるも打鐘ですかさず巻き返して最終ホーム過ぎで山岸佳太を叩き切る。バックで別線の巻き返しはなく、車間を空けていた稲垣裕之が直線で余裕をもって抜け出し3か月ぶりの白星を掴んだ。
「(石塚)輪太郎が頑張ってくれましたね。良い所で仕掛けてくれた。久し振りの1着ですけど、展開とかもあるし、調子自体は上がってきていたので、自分自身は悲観していなかったですね」
合志正臣は後方で併走に耐えると2センターで内にいる久米良にあたりながら4コーナーで内を鋭く突いて3着に突っ込んだ。
「昨日の準決で離れたのは悔しかったですけど、仮についていけていれば、状態が戻っているって勘違いしていたと思う。それに0から10まで一気に戻るはずがないって自分でもわかっているし、確実に状態は良い方向に進んでいる。今日もしっかりと突っ込めて3着ですし、落車しないように気を付けて一段一段戻していきたい」