検車場レポート
村上 博幸 京都 86期 |
野田源一、藤根俊貴の順で切ったうえを吉田敏洋が打鐘前に叩いて逃げる。4番手を確保した藤根が最終2コーナーからまくるが、これをけん制して止めた村上博幸が鋭く追い込んだ。
「(吉田とは)お互い40歳で、負けてられないなって思いました。先行してくれたし、自分もしっかり魅せようと。脚には余裕がありました。今回は自転車に失敗しました。20何年、自転車と向き合ってショックですね」
最終バック9番手から武藤龍生がコースを見極めて2着に突っ込んだ。
「あの位置なんで苦しかったけど、コースを見ながら入っていけました。GIは緊張感があるし、キツいレースが多いんですが、今回は爪あとを残せたかなと思います。前の年よりも今年は成長できた1年でした」