検車場レポート
小坂 敏之 栃木 74期 |
青板のバックで前受けの西村光太が原口昌平を突っ張り、原口が車を下げた所で、中村弘之輔が西村を叩いて主導権。再度巻き返しを狙った原口は外に浮き不発。最終3コーナー付近で中村のスピードが落ちると、番手の小坂敏之がタテへ踏んで1着を掴む。
「西村君が突っ張ってくれたから、出やすくなったし、楽に先行できたね。俺が出ていけるくらいだから、タレてきてしまっていた。26年間選手をやっていて番手から出ていったのは何回かしかないけど、気持ちをムダにしない為にも行った」
掬われた谷田泰平だが、自ら外を強襲するなど状態は悪くなさそうだ。
「掬われた時に対応できなかったですね。西村に悪いことをした。あんこになってしまったけど、自分で踏んで行けているので状態は悪くない」