検車場レポート
柴崎 淳 三重 91期 |
赤板で先頭に飛び出した黒沢征治が徐々にペースアップ。小酒大勇が3番手に収まり、人気の柴崎淳は5番手で打鐘を通過。柴崎は最終1センターから仕掛けて2センターで逃げる黒沢をまくり切ると、勢いそのままにゴールを先頭で駆け抜けた。
「黒沢は逃げるだろうし、展開で考えていたのはそれぐらいかな。若松の引退を前検日の前の日に聞いていたけど、10年以上選手をやっていて同じ練習グループで高校の後輩が引退するのは初めてだった。昨日の夜は眠れなかったです。初日と3日目は力を出し切れた感じもしなかった。今回の成績は若松のせいって書いておいてください(笑)」
逃げた黒沢征治は7着でシリーズを終えた。
「フカシ過ぎってのもあると思うけど、あと100mくらい長く踏めるようにならないと。やりたいレースはできたんですけど、あと2段階くらいスピードを上げられればラインで決まったと思うのでその辺りが今後の課題ですね」