検車場レポート
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三上 佳孝 千葉 88期 |
藤原俊太郎がフタをしてから、打鐘過ぎから上昇開始。最終ホーム手前で宮越孝治を叩いて主導権を握る。佐藤龍二が藤原ラインの動きを追い、宮越をキメてそのまま高木和仁をさばいて3番手を確保。2コーナーの終わりからまくり出ると、五十嵐力が残し気味に踏んだ外を3番手回りの三上佳孝が突き抜けた。
「打鐘の踏み出しの所だけヒヤっとしたけど、それからはずっと余裕がありました。最終バックから吉永(好宏)さんのけん制があったら内、外のどちらのコースを見極めることもできた。12月の立川でも1着取れたし、練習の成果が出ている」
まくった佐藤に乗った五十嵐力は絶好態勢も、三上に交わされとやや伸びを欠いた印象。
「これが現状なのかな。佐藤君が早めにいってくれたし、勝たないとだった。(吉永に)持ってこられれても大丈夫なように外に差して巧く回したつもりでも勝てない。これが今の脚力ってことですね」