検車場レポート
小嶋 敬二 石川 74期 |
初手で中団を確保していた古川宗行が切って待つと、日野博幸が打鐘から叩いて先行態勢に。小嶋敬二は最終ホームから巻き返そうと車を外に持ち出したが日野に踏まれて再び7番手に戻る。最終バックからまくりを狙った古川を張った小川巧が抜け出して頭かに、3コーナーからまくり追い込んだ小嶋が長い直線で大外を突き抜けた。
「(最終ホームで)行こうと思ったけど踏まれてヤバいと思って。日野のやる気が凄かったし強かった。最後は煽りもあって大外だったから伸びたけど届いていないと思った」
絶好の展開が訪れたようにも見えた小川であったがゴール寸前で勝利を逃した。
「日野君もカカっていたし、古川君も止まったから。もう誰も来ないと思って。決まったと思ったんですけどね。あの大外は見えませんよ…」