検車場レポート
岩津 裕介 岡山 87期 |
赤板の2コーナー手前でハナに立った三登誉哲を、北津留翼が叩いて逃げる。清水裕友は最終ホーム7番手から一気にスパートし、バックで先頭に躍り出る。岩津裕介は番手まくりの井上昌己との併走を凌いで4コーナーを回り、ゴール手前で清水を交わした。
「(北津留)翼も強いんでね。(井上)昌己も付いとるし、苦しかったです。(清水)裕友も最終バックでスピードがいっぱいになっている感じでした。(60日間ぶりのレースで)間は空いてましたけど、練習はずっとやっていたし、何十年も走っているのでレース感とかに問題はないです」
清水裕友が2着で中国ワンツーが決まった。
「(最終)ホームより前に行けることろはあったんですけど、見過ぎてしまいましたね。緩むところが絶対あるって思っていたけど、脚が折り合わなかったです。踏み出してからは、うーん…って感じ。調子が良ければ、もう少しスピードが出るかなって感じがあります」
単騎で北津留ラインの後ろに付けた野田源一は、最終2センターで外の渡部哲男をどかし、直線で伸びて3着に入った。
「初手の並びを見て、(北津留ラインの後ろに)付いて行こうと決めました。もうちょっと早く清水が来るかなとは思ったけど意外と来なくて、見たときには良いスピードで来ちゃっていたので遅れましたね。清水が出切ってからは、少しピッチが緩んだので、とりあえず(渡部)哲男をさばいていきました。久留米記念の決勝に乗ったのは初めてなんで、悔いのないように出し切って終わりたいです」