検車場レポート
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渡邉 一成 福島 88期 |
前受けから8番手まで下げた渡邉一成は、打鐘で単騎の皿屋豊が叩きに出るがじっと後方で構える。6番手の山田久徳の動きを見極めてまくった渡邉が、上がり10秒4のバンクレコードタイでシリーズ2勝目を挙げた。
「小林(泰正)君が最終的に叩くっていうのも想定していたし、あとは皿屋さんの仕掛けに乗っていくかどうかでした。そこは落ち着いて、(最終)1コーナーの流れたところで山田君が詰めた勢いで行くかと思ったらやめたんで。そこがチャンスだと思って行った。(2勝したけどシリーズを通して)暑さにうまく対応しきれなかった」
和田圭は渡邉のまくりに遅れて5着。汗をぬぐい振り返る。
「踏み出しで離れましたね。ちょっと次までに練習し直してきます」