検車場レポート
小川 祐司 愛媛 96期 |
警戒された山田諒が打鐘の3コーナーで強引に仕掛けると、谷口遼平が離れてしまう。山田の番手に嵌った小川祐司が抜け出して、最終日にシリーズ初勝利。
「放置されたけど、踏みながら、駆ける覚悟も持っていた。山田君が一人できたので、そこに入る形になりましたね。音がしなかったから、行ける所では行こうと思っていましたよ。後ろの状況はわからなかったですね」
4日間主導権を握った山田諒は小川祐に嵌られて、4着まで沈んだ。
「自分にダッシュ力がないから出切るのに時間がかかった。それで後ろの谷口さんに迷惑をかけてしまった。警戒された中で出切れたのは良かったが、最後はバテバテ。初日、2日目で脚を使ってしまいましたね」