検車場レポート
鷲田 佳史 福井 88期 |
後方から上昇した伊原克彦を植原琢也が突っ張り主導権。今度は打鐘手前で菅原大也も仕掛けるが、植原がペースを上げて合わせる。菅原が不発で嶋津拓弥は、自力に転じてまくり上げる。伊原に乗った鷲田佳史は、直線で嶋津と川口直人の中を割って突き抜けた。
「結果的に植原君がめちゃくちゃヤル気で(伊原を)出させてくれなかった。ただ(別線が)踏み合ってくれたんで中団が取れた。(まくった)伊原さんがのみ込む感じだったら外だったんですけど。最後の最後まで待ちました。7車が苦手というか…。(それで11月から始めた)7車用の練習が実を結んでいる感じです。春先くらいにはと思ってたんですけど」
菅原の余力を見極めてまくりを打った嶋津拓弥が悔やむ。
「(植原が)強かったですね。自分も思ったより(菅原の)後ろで脚を使ったのか、(自分でまくって)出ていった時に重かった。(直線で)僕が内に降りちゃってるし、まっすぐ走ってれば(ラインで)ワンツーが決まったのかなと。川口(直人)さんに迷惑を掛けた」