検車場レポート
富永 益生 愛知 66期 |
竹澤浩司が赤板過ぎに押さえて先頭に立つと、金野俊秋が3番手の位置へを追い上げる。正攻法に構えていた晝田宗一郎は3番手の位置にこだわり金野と併走に。野本翔太が2センターで3番手へ追い上げると竹澤がピッチを上げて主導権。結果的に4番手の位置を確保した金野がまくり上げたが竹澤をリードしていた富永益生が外を張って抜け出した。
「外を踏んでくる藤田が見えて勢いが良かったから自分と1着争いになるって思ったけど、良かったです。初日が悔やまれますけど残り3日は戦えたので。たまにはこういう展開もあっていいでしょ」
晝田は結局、ズルズルと車を下げてしまったが最終バックで切り替えた藤田昌宏が自ら外を踏み込み強襲した。
「晝田が何をしたかったのかちょっとわからないですけど、先行選手なら先行せんと。自分は網谷君が後ろを固めてくれていたし、悪いけど自分で踏もうと思いました。最終2センターで野本の動きを見てしまって。それがなければもっと伸びていたかも。2日目は前に離れてしまったけど、最終日は自分で踏めるだけの余裕がありました。」