検車場レポート
佐藤 水菜 神奈川 114期 |
【佐藤 水菜(1着)】
「(このトライアルを優勝した)2年前と変わらず勝ちたいっていう気持ちでした。(ナショナルチームでの活動もあり、競技で実績も残して)激動の2年でした。この大会で優勝しないと、グランプリの出場権がなかったので勝たなきゃいけないっていう気持ちで挑んでいました。(勝てて)素直にうれしいです。正直、どの位置でもキツいレースだって思ってた。極力脚を使わず、冷静に考えられる時間が長く欲しかった。それで(周回中は)前にいきました。太田(美穂)選手の少しあとに、梅川(風子)選手が駆けているのが見えた。梅川選手に切り替えて後ろを警戒して、行けるところで行きました。みんなが来ているのもわかったので、前を譲らないように必死でした。12月8日が前検日の別府を走って、ちょっと練習してグランプリっていう感じです。明日から、別府、グランプリに向けての練習が始まる。(競技では)パリオリンピックでケイリンで金メダル獲ること。どの種目もですけど、チームスプリントで表彰台にのることを目標に頑張っています」
【小林 優香(2着)】
「初手は、理想の位置でした。(太田)美穂さんが先に仕掛けて、彼女(梅川)が仕掛けた時に待ってしまった。そこがひとつの敗因かなと。キツい位置から2着まで来られたので、(最終)ホームの仕掛けで(付いていって梅川の)番手に入れていればおもしろかった。この状態のなかで(3日間)232着は、ある程度まとめられた。来年は、この時期(トライアルが始まる前)にグランプリを決めていられるようにしたいです」
【太田 りゆ(3着)】
「前の様子が全然わからなかった。落ち着いて行けるところから、自分は自分の仕掛けをしようと。優勝こそできなかったけど、納得はしてます。3日間、いいレースができたし、競輪選手としてステップアップできた。みんな強かったなかで、あんだけできたのは実りのある開催だった」