検車場レポート
脇本 雄太 福井 94期 |
【脇本 雄太(1着)】
「北日本4車の結束と、実質2分戦だったので優しい展開にはならないと思ったので。それを制することができて本当に良かった。自分の中でオリンピックが終わって、日本の競輪でグランプリを獲ることを目標にやってきて一年越しですけど達成できて良かった。(レースでの戦い方は)本当は北日本のすぐ後ろが取りたかったんですけど、単騎勢もいたので。気持ちを切り替えて8番手から攻めていこうと考えました。(松浦が番手勝負に出て新田が下げて)隊列が伸びてしまって、新田さんの動きが見えなくたので、ジャン過ぎの所で仕掛けようと思いました。最初のコーナー入口は伸びていく感じだったんですけど、郡司君と(仕掛けが)被るんじゃないかって。新田さんの番手まくりを乗り越えられるかなって思っていましたけど、乗り切れて良かったです。(優勝は)ハンドルを投げる瞬間までわからなかったです。ダービーに近い展開と状態で走れたのかなって思います」
【古性 優作(2着)】
「(脇本が)昨日の夕方の(練習の)タイムがやばかったんで。(直前に一緒に岸和田で行った)合宿の時とは別人でしたね。フェイントをかけられた。今までで一番強かったんじゃないですかね。もう脇本さんが出切った時点で自分も出し切っていましたね。とにかく脇本さんが強かった。本当に頼もしかった。北日本ラインが長くて強かったんですけど。村上(義弘)さんが2023年、安心できるレースがしたかったんで。今年はお互いに2個、2個(タイトルを)獲って、最後も(近畿で)取れたんで。近畿の年だったと思うんで。来年もそうできるように」
【郡司 浩平(3着)】
「(スタートで)新山君が取りに行ったので、自分は内枠でしたしその後ろからって感じでした。道中の松浦さんの動きはさすがだなって。僕だったらできなかったと思うんで。たぶん新山君も松浦さんの動きがあったので、赤板の所は踏みたくなかったと思うんですけどハイペースになったのかなって。(脇本が)あそこでくるかっていうタイミングできたので。自分も仕掛けたかったんですけど、単騎でしたしまだ早いかなっていうのもあって。その後ろをって見たんですけど古性君も隙がない選手なので、そこに飛び付くっていう判断もちょっと。最後は苦し紛れに外を踏みましたけど、スンナリの古性君が差せていないんで。力の差を感じました。結果を残したかったですけど、やっぱり自分一人の力では倒すことができなかったので。南関全員で底上げをしていって。自分も含めてですけど頑張りたい」