検車場レポート
松浦 悠士 広島 98期 |
【松浦 悠士(1着)】
「1月、2月とかなり苦しくて、(ビッグレースは)サマーナイトフェスティバル以来の優勝でかなりうれしかった。ここで結果を出さないとって思ってきていたので。全日本選抜の時から脚は良くなっていて迷いもなくなって、松山でそういうのが吹っ切れた。(初手は)脇本さんが出るなら、3番手、出ないなら、2番手でもと思っていました。(新山響平が)押さえ先行じゃなくてカマシだった。古性君は残り1周で仕掛けると思ったし、そのスピードをもらって、内か、外かと。自分の思った通りの展開になったので、8番手になっても落ち着いていましたね。落車は、誰が、とかはわからなくて、自分の方にはこないでと思った。脇本さんが外を行きかけたので、外は合わされるし、内しかないと。判断は瞬時にできました。(準決勝で)郡司君のブロックで落車をしなくて運があった。それが優勝にもつながったのかなって。(GP出場は)タイトルを獲ってがいいけど、昨年、一昨年と、記念で稼いでいるし、そこもしっかりと。(食生活の改善を図り)自分の中ではできていると思っていたが、ムダなモノを一切とらないようにしようと。すぐに結果が出たので続けられそうです。ウィナーズカップで一年間戦う手応えをつかみたいと思っていて、それを感じとることができた。一瞬の判断と、脇本さんに踏み勝てたことで、自信が取り戻せた。自力を戻しながら一年間戦っていきたい。GⅡは若手が多くて、GⅠのいつものメンバーで自分の力で戦えるかがテーマになってくる。昨年のGPでとったような作戦ではGPでは厳しい。そこの作戦をとらなくてもいいように脚をつけていきたい」
【脇本 雄太(2着)】
「前中団は1番車を生かして取りにいきました。古性君は理想的な仕掛けをしてくれたし、それに応えられなかった悔しさが残る。バックの落車のところも対応しないといけないし反応が遅れた。気持ちは外を踏まないといけなかったが、古性君との間柄を考えるとゴール前勝負したいと。古性君の後ろは勉強になったし今後につながる。対戦相手などを判断してどっちの並びがいいかも判断していければ」
【守澤 太志(3着)】
「脇本君を飛ばす感じで待っていたけど、(落車があって)新田君の方に寄っていってしまった。真っすぐ走っていれば、(新山)響平の後ろに入れて、優勝できたと思うし、その判断がまだまだでした」