検車場レポート
佐藤 水菜 神奈川 114期 |
【佐藤水菜(1着)】
「たくさん声援があってすごかった。いつも(競技の)スタートはジェイソンコーチに押してもらっていたので、自分で出る力加減とかを考えて出遅れました。結果、自分の仕掛けられる位置にいました。いつのタイミングで抑えられるか、不安もあったけど、ジャンまで焦ることなく走れて、脚を使わずに前に出れた。誘導が抜けたあと、もがき合うかなと思ったけど、とにかく前に踏んで、後ろに児玉選手がいて、もがき合いをしました。1周を過ぎて、ホームから1コーナーあたりで踏んで行ってあとは3/4周を全開で行って、後続から逃げた。(競技と違い)ギアが軽いので、ローラーの時から、もがいてスカスカする感じがあって、もっと回したいと思ってゴールをした感じです。(優勝は)ゴール線までわからず踏みごこちに不安もあった。ゴール線で自分のハンドルに頭をぶつけたし、それくらい一生懸命でした。(優勝して)『やったー』と素直にうれしかった。(コレクション優勝は2回目で)前回は香港の大会に向けて練習していて、今回は(カイロ大会の後で)疲れがある中で獲れてすごくプラスで前向きになった。4月に全体練習が始まるので次の四日市を走ってからリスタート。アジア選に向けて練習していく形ですね。今年はオリンピック出場へ、大切な一年。ガールズケイリンに出場する機会は限られてくるが、出られるレースを大切に、自分の力を発揮して、今年こそ勝率100%を目指して。競技はケイリンで2大会優勝できたけど、スプリント、チームスプリントは周りに追いついていないので頑張りたい。まずはアジア選で(前回優勝の)ケイリンを守る。世界選では優勝ができるように」
【小林優香(2着)】
「(最終)2コーナーで尾方(真生)さんが行ったところで、内に入ってしまった。バックでキツかったとしても、外に行っていれば(前団を)のみ込めていたかもしれない。(内に行った)あの展開だと2着が精いっぱいですね。悔しいけど、楽しみは次にとっておきたい」
【児玉碧衣(3着)】
「もったいなかったです。もうちょっと車間を切っていけば良かった。サトミナ(佐藤水菜)も流していたんで、なかなか車間が空けられなかった。(仕掛けた)一瞬のスピードは良かった。(最終)3コーナーで出切っておかないといけなかったです。(昨年のグランプリの落車の影響もあって)4コーナーで膨らんでしまった。もうちょっと良くなれば、そこは直せるかなと。今年に入って不安ばっかりのレースで気持ちに余裕がなかった」