検車場レポート
眞杉 匠 栃木 113期 |
【眞杉 匠(1着)】
「(山田が)めちゃくちゃ強くて余裕は正直なかった。勝ち上がりじゃなかったから焦って踏んだ。もっと余裕があれば良かったんですけど。前のおかげだし山田君のおかげ。完全に焦っていた。山田君が前受けから突っ張りますと言ってくれていた。先行争いになると思ったからヨコに(山田が)きて張った。そこは余裕があった。久田君が止まったのがわかった。記念決勝の番手は緊張感が違う。F1とかより全然余裕がなくて。地元なのもあったし。(地元選手の優勝が)10何年ぶりとも言っていたけど、チャンスは結構、あると思っていた。どんな形であれ優勝は嬉しい。地元なので。(最後は)脚が三角に回っていて(ゴールした時は)残ったかなと思った。すごいぎりぎりでした。地元優勝は嬉しい。全然違いますね。調子が良いって感じで挑めていなかったけど日に日によくなってきた疲れの抜き方とかコンディションの良くする仕方とかわかったのは収穫。拳矢さんがダービーで優勝して自分も優勝したいなと。拳矢さんはもう共同とダービーを獲っている。焦りも悔しさもある。早く同じ舞台で戦えるように頑張りたい。雄一郎さんは25歳でG1を獲っていて自分が今24歳。あと1年だけど段階よくこれているのかなと。雄一郎さんからは『おめでとう』と言われて嬉しかった。雄一郎さんから地元が優勝していなかったので自分が優勝できて嬉しい。普段はセッティングをいじらないのに今回は開催中にいじっていて浅井さんに相談したら体の使い方だと。ずっとセッティングだと思っていたけどアドバイスもらって解決してスッキリした」
【佐々木 悠葵(2着)】
「レース前からすごい山田君が気持ち入っていた。(打鐘過ぎに)眞杉君が仕事したのでそこはキツかった。緩めて踏まないと、(眞杉がけん制して)戻ってくるので。そこで落車する人もいるので。あのパターンだと番手が一番キツいので、浅井さんと松浦さんは自分が仕上げないとと思っていた。きたらどうにかしないといけないなと。もう少し(車間を)空けたかったけど、眞杉君がペースでいったので。全開でいってくれれば空けれたんですけど。(開催に)入る前はいつも眞杉には世話になっているから眞杉君が優勝できればと思っていたからこの結果は最高。高松記念で優勝させてもらったし、競輪祭ではG1初勝利もさせてもらっている」
【浅井 康太(3着)】
「スタートはどっちかが前を取るだろうし、後ろじゃなければと。後ろから切ってだと厳しいので。眞杉君が前を取ってあの展開になるとあれがセオリー。3、4番手を死守してから直線勝負したんですけど。しっかりと初日、3日目、今日と踏み込んだレースができていた。南関と北日本の一流の追い込み屋が付いてくれて気持ちを入れてもらえた。(山口)拳矢とかそれに続く気持ちをもっていきたい。他地区に(気持ちを)入れてもらった」