検車場レポート
成田 和也 福島 88期 |
【成田 和也(1着)】
「本当に坂井君と脇本君を相手に4車で結束して。初日の失敗があったので、新田と負けられないようねって走る前に話していたんで。(最後は)このチャンスを逃したらないよなって力が入りました。前を取れたら前からで相手の動きを見てって感じで。でも新山が落ち着いていましたね。凄いカカリでした。(脇本が5番手の位置に)入ったのはわかりました。凄いダッシュをしていたので、(坂井は)口が空いているだろうなって予想もしていました。新田が行ったら自分がなんとかしなくちゃっていうのはあったので。見たら脇本君が横にいたんで。新田がそこからスピードが良かったですね。(10年ぶりのG3制覇となるが)10年ぶりっていうのはわからなかったですけど、もしかしたらチャンスは十分にあるなって思っていたので、そういう意識はしていました。前のおかげですけど自分が(優勝)できて良かったです。(今後も変わらず)一走、一走ですね。来たチャンスを逃さないように。ラインに恵まれて、自分はその中でレースの質を高めていけるように。それができれば結果も(付いてくる)って考えているので」
【新田 祐大(2着)】
「やっぱり新山君のスタイルもありますし、坂井君もいましたけど脇本君と戦う感じになるのかなって思っていました。新山君の調子が良かったですし。初日にミスをしてしまったので、絶対にミスをしないようにと思って。気持ちを無駄にはできないんで。新山君が全部やってくれました。4着に粘っていましたし。(脇本が5番手に入ったことが)確認できていなくて。新山君のカカリも良かったですし番手から出て行かなくてもいいなって思っていたんですけど、(脇本が)見えたので。スゲーなって。一番後ろから来ているんだったらのみ込まれてしまうなって思って前に踏んだんですけど。初日の失敗があったからこそいい形で最終日を迎えられたと思うので。(次は函館サマーナイトだが)地元地区の大会なので、しっかりと北日本から優勝者をだせるように頑張ります」
【渡部 幸訓(3着)】
「(打鐘付近の新山のダッシュは)過去一できつかったです。脇本さんに入られてしまうわけにはいかなかったんで。後ろに(脇本が)入ったのはわかったんで。でもちょっとレベルが高すぎましたね。また脇本君が(まくりに)きたので。ちょっと(最終2センターで)バックを踏んでしまったんできつかったですね。外に東口さんが見えて張りながら止まってくれればと思って踏みました。(競輪祭の権利を獲得して)嬉しいですね。気持ちの余裕はあったんですけど、もう少し脚力的に余裕が欲しいですね。(今シリーズはセッティングを変えながらの戦いとなったが)また微調整をしてって感じですね。周回中にちょっと違和感もあったので。またしっかり自分の仕事をできるように」