検車場レポート
田尾 駿介 高知 111期 |
【田尾駿介(1着)】
「どんな展開でも久保田君と僕のところは粘られると思って覚悟をしていた。河端さんがうまく組み立ててくれました。先に動いてくれたのが勝因かなと。鈴木君の所は締めて回ろうと。そこを凌げたのが大きいですね。2番手が久保田だったので信頼していて内を空けないように意識して走った。河端さんがかかっていて、全部してくれたと思う。内を空けないようにして4コーナーからは前に踏ませてもらった。道中でしっかりと回せていたので、伸びるイメージはありました。伸びていく感じもあったが、まさか久保田まで抜けるとは。1着だと思ったが、無我夢中で踏んでいたのでVTRを確認してでした。これから見られる立場で大事だと思う。隙のないレースをしていきたい。まだまだ技術不足ですし、四国の先輩にアドバイスをもらいながら、後輩の頑張りに応えられるように頑張りたい。(S級初優勝の喜びは)家族に伝えたい。妻、子ども、両親へ。子どもは3人いるので頑張っていかないと」
【久保田泰弘(2着)】
「絡まれる前提でって思っていたんですけど。にやにやしちゃったのがダメでした。田尾さんが強かったです。たぶん僕はそんな人生なんだと思います(苦笑)調子は良くてニヤニヤするぐらいだったので。(久保田に)完全に負けました。(今の自分に足りないのは)脚力ですね。やってはいるんですけどなかなか脚力が付かなくて。ウエイトとかもやってはいるんですけど。(伊東G3で3着、今回のG3で2着だが)次は負けないように。
【鈴木竜士(3着)】
「組み立てとしては悪くなかったんで。前のラインが強力でしたね。とにかく中団、中団を回ろうと思っていたので、粘るとかは考えていなかったですね。あとは行ける所からって感じでしたけど河端さんのカカリが凄かったです。窓場さんが見えたので行かれたら終わりだと思っていたので。そこを見ての仕掛けでした。前もカカっていましたし、3番手の久保田さんにあれだけ伸びられると厳しいですよね。勝てないと意味がなかったので。正直、2着も9着も一緒なので。優勝以外は。地元のG3はずっと東京勢が優勝できていなかったんで、自分が取りたい気持ちが強かったんですけど。次の立川記念も優勝を狙いたい」