検車場レポート
紫原 政文 福岡 61期 |
森本 桂太郎は中団で一度フタをすると打鐘目がけて駆ける。巻き返してきた田頭 寛之を合わせ切ると4角ハコ展開を迎えた紫原 政文が差し切った。
「強かったね。恵まれた。作戦通りの走りをしてくれたね。ホームの所とか危ない所はあったけど、結果ワンツーなので。彼がどんなタイプかもわからなかったからね。うまく走ってくれた。自分は恵まれです」
森本 桂太郎は2着に残り笑顔を見せた。
「前に出てからは状況を確認しながらだった。1コーナーまで踏めば昇りで合わせられると思って目一杯踏んだ。最近、先行して3着ばっかりだったので、逃げて2着に残れて決勝に上がれて良かった。久しぶりですし。決勝は見せ場を作れるように頑張りたい」