検車場レポート
阿部 将大 大分 117期 |
【阿部 将大(1着)】
「(地元記念優勝は)うれしいですね。ほかの記念と違って、(地元は)特別なものですから。地元のみなさんの前で優勝できたんで良かった。ラインあっての勝ちだし、行ってくれた(伊藤)颯馬もそうだし、松谷(秀幸)さんが固めてくれて心強かった。中団が中釜(章成)君だったので、ワンチャン、松浦(悠士)さんがフタをしてくれればって思ったらそうなった。そのあとは後ろ(別線)が来てなかったけど、出させてもらった。誰も来てないのに(番手から出るのは)早すぎるかなって、颯馬に申し訳なかった。今度は逆に颯馬に恩返しができるように。(別府記念での地元選手の優勝は01年以来で)それ以来誰も獲ってなくて、難しい大会だった。そのなかで若い僕が獲れたのは励みになる。(これからの九州勢を)僕が引っ張っていくっていうより、若手全員で引っ張っていこうって。僕、颯馬、嘉永(泰斗)に(伊藤)旭、(松本)秀之介とかが続いてくれればって思います」
【松谷秀幸(2着)】
「きついですね、ジャンで松浦が何でいるんだろうって思っていたし、3コーナーで仕掛けてきて、被ったらと思って張って脚を使った。(松浦に)行かれそうで、降りられたらコースがなくなりますから。それにしても阿部君は落ち着いていますね。(車間を)空けていましたし。(九州につける)選択は間違ってなかった。あれで抜ける脚がないと、郡司、松井、北井は抜けないし、頑張ります」
【古性優作(3着)】
「ガマは組み立てに失敗しましたね。無理やり行きましたけど、(初手の)車番も悪くて、伊藤颯馬君はGIで戦う選手でガマはチャレンジャー。僕らが内で受けて、逆の展開にしたかったですね。松浦君の動きをアテにしてしまったと思う。(浅井が)迎え入れてくれて松浦君より先に行きたかったけど、口も空いていたし、感触がだいぶ悪くなった。ちょっと気持ち悪い感じ。昨日、良くなったけど、今日はセッティングをいじったら良くなかった。(オールスターに向けて)このままではヤバイ。練習するしかないですね」