検車場レポート
福田 知也 神奈川 88期 |
【福田 知也(1着)】
「普段やらない中割りを最近はできるようになって、昨日、今日、(7月の)平塚決勝とかでちょくちょくやれるようになって、いい感じで突っ込めるようになった。それが(優勝の)成果につながったと思う。セッティングをそういう方に寄せつつも、タテ脚が自分の長所だと思っているので、そこを殺さないよう狭いコースをいけるように立川からやりつつきた。(レースは)初手はどっち(のライン)が前でも、中団からって感じだった。北津留のやる気がどれだけあるかって感じだったけど、(佐々木)眞也がジャンからいい感じで駆けてくれて、眞也の頑張りが自分の優勝につながった。(和田)真久留が切り替えて冷静に対処してくれた。真久留の内が一番伸びるかなと思って、勢いを貰いながらぶつかりながらでも踏めばと。(優勝を)つかみ取ったいえばつかみ取ったけど、前の2人のおかげですね。今回もトントン拍子にきて、周りの人に支えられて優勝できた。競輪祭に出られる権利を頂いたけど、記念で点数を落としていると自覚しているので、狭いコースでも臆することないようにしたい。コツコツやって(S級)1班の点数を確保できるようにしたい。弟子も2人いるので、3人で練習量を増やしたりして、引っ張ってってもらえれば」
【和田 真久留(2着)】
「初手は眞也がやりたい位置でと。赤板で北津留さんに変な踏み方をされた。(佐々木が叩かれたが)まだホームだったし、眞也も地脚タイプなので迎え入れたい気持ちがあったけど、その辺りが自分の甘さですね。(叩きにきたのが)2車だったら良かったけど、スピード差もあったので。迷って切り替えたぶん、前とも車間が空いてしまった。バックの向い風がきつくて踏んでるけど出なかった感じがある。(福田に当たられ)腰砕けになってしまった部分もある。眞也がレースを作ってくれたし、(今後の)前後も持ちつ持たれつの関係を作れれば。(今節は)初日、2日目と展開に恵まれた。最終日はもっと何かしらできれば良かったけど、眞也のおかげです。腰は何とかもってくれたけど、このままじゃ競輪祭がヤバいので真摯に向き合います」
【諸橋 愛(3着)】
「(山口)富生さんが離れていたし、早めに仕掛けることになった。赤板でも行きかけてやめてと脚を使った。最後は一杯だった。昨日、今日と疲れも抜けて同じくらいの調子でこれたけど残念です。でも頑張ってればいいこともあるので。(地元の寬仁親王牌には出場できず)こういう所で結果を出したかったという思いはあるけど、とりあえず決勝には乗って(3)着には入れたので。競輪祭に向けて頑張ります」