検車場レポート
石井 寛子 東京 104期 |
【石井寛子(1着)】
「2017年に優勝をした時よりも、何倍も何倍もうれしくて、それは、12年間でずっと応援してくれる人が増えて、そのパワーだと思ったからです。7番車で後方を選んだけど、私は前々の勝負が多くて、グランプリでも前々勝負で勝てない日々が続いたんです。2024年は後ろから我慢のレースでした。最終バック2番手の状態でこの状態はなんなんだろう?という錯覚になって、1番いい状態じゃないですか?いつも通りに焦らず走れば、このまま突き抜けられると思った。(優勝確信は)夢見心地で、グランプリのドキドキ、ワクワクを楽しもうと、緊張するのはもったいないと、走りながら思っていて、集中できていたし、ゴールをしてからも夢のようで、優勝したという感じではなく、勝ったというより、応援してくれた人の気持ちに応えられたかなと。感謝だなと。泣いていません(笑い)。昨年はグランプリに出られない1年でしたけど、とても応援してもらって、こういう形で返せてファンの人たちが喜んでくれていると思うのでうれしいです。心も体もいい状態で迎えられていました。(子どもの施設訪問をしたりして)本当にたくさんの方と出会って、出会ったからには、頑張りたいと思って。7月には(ガールズグランプリに)出られないかもと、奮い立たせて、いろんな人と出会ってパワーをもらいました。(来年は)目標はグランプリ出場。一戦、一戦、応援してもらえるように心がけたいです。1年を通して支えてもらって、それを返せるように一戦、一戦、感謝を込めて。(伝えたい人は)たくさん応援してくれたすべての人に、また、これで応援してくれる人が増えてくれたらと、すべての人に。(賞金の使い道は)いつも通りに寄付をして、関わってくれた人に恩返しをしてから、推し活に使いたい。グランプリという大きい舞台で優勝できて、競輪を見ていない人にも見てもらえたと思う。これでまた、興味をもってもらえたら、うれしいです。また応援してもらえたら」
【佐藤水菜(2着)】
「作戦はなくて、前が空いていたので、入りました。(坂口のカマシに)飛び付こうと思ったけど、2年前の落車が怖くて安全に。引くならさっさと引いてもと思った。他力のレースをして勝てれば良かったですけど・・・。いろんなレースができればと。後悔はないです。やれることはやったので。フィジカルを強くしてビビらないようにしたい。(今後は)グランドスラムを焦点に、獲れていないタイトルを獲りたいです」
【尾崎睦(3着)】
「やりたいことはできたと思う。初手で真生が来ると思ったら、サトミナが来て、入れて、サトミナの動きに対応できるようにと。楓華は来ると思っていて、碧衣もいいスピードで来ていたし、みんながやることをやっていて、さすがなだと思いました。ちょっとコースは難しかったです。今までのGI(決勝)だと何をしたかったか、わからないこともあったけど、今日はそうでもなかった。脚が足りなかったです。来年のグランプリは平塚ですし、泣いて終われるように頑張りたい」