検車場レポート
![]() |
阿部 英斗 福岡 125期 |
【阿部 英斗(1着)】
「喜んでいい内容ではないし、喜ぶべき大会ではないけど、125期で何も1位を獲れていなかったので、最後のレースで獲れて、S級でも自信になる。ああいうレースができるということを見せることができたのはよかった。小倉の合宿で僕が勝てるように9人が単騎の練習を(同門の)園田(匠)さん、岩谷(拓磨)さんがやってくれた。でも思うようにはならなくて、そうならないようにとレースをやっていました。取れた位置から後方にならないように走っていました。横に中石君がいたので、位置を確保してから自分のタイミングで踏みました。森田さんのスピードに対してまくってくる人はいないかなと、差せれば1着と、前を向いて踏んだ。(子どもとかの声援があって)本当にうれしい気持ちでいっぱい。昔(子どもの頃)の自分を見ている気がして夢を与えられたかなって。(今後は)こんなレースでは、ついてもらえないのでラインで勝てるレースをしていきたい。今年一番の目標はヤンググランプリですけど、8月まで競輪祭(の選考期間)があるし、そこを目指して。デビューした時からの目標である師匠(吉岡稔真)を越えたい」
【森田 一郎(2着)】
「中石君がスタートを取らなかったら、スタートを取って600から誰かの番手に付いていくのも考えていて。緩んだら仕掛けようと思っていて、ホームでいくべきでしたね。ゴール前に勝負になって、抜かれたのは力不足です。正直いって、悔しすぎますね。自分が一番同期の中で強いと思っていたので。G1が目標ですし、コツコツ積み上げていって今日負けたのがいい糧になるようにしたいですね」
【中石 湊(3着)】
「すかさず仕掛けていって、自分のレースをできたのは良かった。谷内さんが単騎だったので絶好の位置だったんですけど、内が空いて森田さんが入ってきて。3着で悔しさが勝っていますね。今は早くS級に上がって実績を残して、ヤンググランプリが目標です。(競技の方は)体の調子は上がってきていますし、出れる大会でしっかり結果を残していきたいですね」