10月19日から京王閣記念が開幕

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東スタンドが解体され京王線の電車内からもバンクが見える

 京王閣競輪開設70周年記念『ゴールドカップレース・GⅢ』が10月19~22日の4日間、東京都調布市の京王閣競輪場で開催される。
 優勝候補の筆頭格は昨年覇者の平原康多(87期・埼玉)。最強の自在型としての地位を確立しても、さらなる進化を求め、フレームの試行錯誤に余念がない。寬仁親王牌で5年8カ月ぶりにG1を制した村上博幸(86期・京都)も参戦。今年はサマーナイトフェスティバルも制しており勝負強さが戻っている。ホームバンクの高橋大作(83期)は3月の当所F1で落車して以降、精彩を欠いていたが、9月の京都向日町記念で今年初勝利を挙げた。昨年はファイナリストに名を連ねており万全な態勢を整えてくるか。直前の広島F1で2度目のS級優勝を飾った河合佑弥(113期)は地元記念に初登場。ホームバンクでの大暴れに期待したい。
 東スタンド(2センター)が今年の6月末に解体された(当ページの写真参照)が、地元選手によると、「風の向きや、強さはあまり変わった感じがしない」と影響は少なさそう。売上目標は50億円。新宿から約18分と抜群の立地環境にあり、たくさんのファンに足を運んでいただき、トップクラスの選手の走りを『生』で観戦していただきたい。

小山裕哉記者

2019年10月17日 18時17分

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