PIST6が10月2日にスタート ~ティップスタードームチバ~

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木製トラックでの前検日の指定練習
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中村浩士
レースでも中村浩士選手が着用するオリジナルユニフォーム
ラインのないトラックトーナメント

 いよいよ新たな歴史のページが開かれる。トラック競技のケイリン種目に準拠した公営競技として行われる「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」が、千葉競輪場の跡地に新設された「TIPSTAR DOME CHIBA(ティップスター ドーム チバ)」で10月2日に開幕する。1周250メートルの国際基準の木製トラックを舞台に、出場選手はカーボンフレームを使用。70キロオーバーのスピードバトルは迫力満点だ。級班の壁はなく、S級、A級が激突。1日2走する2日間の短期シリーズから、どんなドラマが生まれるか。
 選手会千葉支部の支部長でもあり、現役のS1レーサーでもある中村浩士も、記念すべきオープニングシリーズに出場する。前検日の10月1日には、「(千葉競輪場の廃止、存続問題の)あの時は君が言っていることはウルトラCだよって市議会でも言われました。でも、それが競輪界にとってはいいと信じてやってきました。(PIST6は)力がウェートを占めるので力差がでやすいけど、自分も一生懸命頑張ります。伊勢崎(彰大)君とは250アカデミーを立ち上げて、千葉から世界に羽ばたく選手が出てきてくれる活動も行っていきたい」と、自身の力走はもちろんのこと、輪界、日本のナショナルチームを担う選手の育成プロジェクトをスタートすることも発表した。

竹内祥郎記者

2021年10月1日 16時56分

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