開幕初日が終了 ~ティップスタードームチバ~

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雨谷一樹
5倍の大ギアで圧巻の逃げ切り
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雨谷一樹
2日目のセミファイナルで3連勝を目論む

 「TIPSTAR DOME CHIBA(ティップスター ドーム チバ)」を舞台に開幕した「PIST6 Championship JAPAN HEROES(ピストシックス チャンピオンシップ ジャパン ヒーローズ)」は、7レースからラウンド2、初日の2走目となるナイトレースに突入した。初日2走の合計ポイントで10月3日の2日目に行われるセミファイナル進出が決まるだけに、2走目のポイント獲得で逆転にかける選手たちもいたが、順当な結果で初日が終了した。雨谷一樹、齋木翔多、根田空史、脇本勇希、原田亮太のタイムトライアルの上位5選手は初日の2走を連勝。タイムトライアルでの順位が、如実にレース結果に反映された。
 タイムトライアルで1位の雨谷一樹(栃木・96期・S2)は、2走とも逃げ切りでさすがの力を見せつけた。
 「(2走目も)冷静に走れたと思います。1着が取れてるんで感じはいいと思います。若い子もいますし、根田(空史)さんも。みんな強いんで警戒するべき選手はたくさんいます。そのなかでいままでやってきた経験を生かしていきたい。準決のメンバーはキツくなるけど、まずは勝ち上がって優勝を目指せればと思います」
 実力的にはV最有力ではあるものの、雨谷は慎重なコメントで2日目の準決に気持ちを入れ直した。
 なお、初日はデイ、ナイト合わせての12レースで、約3億5000万円の売り上げがあった。

竹内祥郎記者

2021年10月2日 17時38分

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