デキは良好

　9月10日（土）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター ラウンド3の一次予選が行われ、4Rに出走した望月一成が冷静な立ち回りから抜け出して白星スタートを決めた。

　レースは残り3周半から5コースの組橋が位置を上げていくが、1コースの望月が突っ張った。組橋が力尽きると追走していた小佐野が外を踏み上げて一気に先行体制に入った。離れて追った望月は徐々に車間を詰めていき、直線で逃げる小佐野を捕らえた。前検日には「今回の方が断然調子はいいです。競輪でも前回の平を走った時は感触が良かった。クランクを優勝した時の長さに戻してしっくりきたし、いい時の感触を思い出した。気を緩めないで、勝機を逃さないようにしたい」とデキの良さをアピールしていた。レース後のインタビューでは「1コースが最高でした。前と車間は空いたけど射程圏に入れて最後は届いたし、楽な展開だった。次もいいコースになるように徳を積みます」と冷静な組み立てが勝利の要因となったようだ。前回は連日6コースが続いて準決敗退に終わっただけに、今シリーズにかける思いは強い。二次予選も機動力の高さでレースを支配して連勝を目指す。

• 選手詳細データ

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  望月一成 選手静岡・111期