東矢昇太がロングまくりを決めて好発進 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

photo-52803
東矢昇太
初優勝を目指す
調子は上向き

 11月5日(土)にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター ファイナルラウンドの一次予選が行われた。5Rには東矢昇太が出走し、望月一成とのまくり合戦を制して白星スタートを切った。
 
 レースは残り3周でペーサーが退避するも動きはなく、1コースの木村直隆がそのまま逃がされるかたちで先行態勢に入った。3コースという絶好のポジションだった東矢は終始後方からの動きを警戒して残り1周半でスパートを開始。最後は望月の猛追を振り切って先頭でゴール板を駆け抜けた。

 怪我の影響で低迷が続いて東矢だが、ピスト6ではタイムトライアルで2連続自己ベスト更新と復調の兆しを見せている。
 「自分でも何でこんなタイムが出ているかはわからないけど、今回はリフレッシュして臨んでいるからかも。絶好調という感じはないけど、自分が思っている以上に調子はいいと思う。負ける時は後手を踏んで失敗することが多いので、そこに気をつけて走りたい」

 レースでは宣言通りに好位から鋭いまくりを放ち持ち味を十分に発揮した。
 「いいタイミングで行けたし、思ったよりやれるかな。最後、望月君に交わされなかったことは大きい。常にチャレンジャーの気持ちで走っているし、1周半ぐらいなら行ける気持ちもある。二次予選も後手を踏まないように走りたい」と準決進出へ向けて抜かりはない。

 前回の決勝で味わった悔しい思いを胸に、積極策も交えて激戦のシリーズを戦い抜く。


髙野航記者

2022年11月5日 15時20分

開催情報

ページトップへ