積極策で活路を見出す

　6月27日～28日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド10が開催される。

　今節は優勝経験者が4名参戦。その他にも優出経験豊富な強豪手や若手機動型が多数参戦し激戦必至のシリーズだ。その中でも中心はPIST6最多タイの5Vを誇る堀江省吾。16連勝目が懸かった前回のでPIST6 2023 ラウンド2では準優勝に終わり、今節はその悔しさを胸に巻き返しを誓う。

　「前回の決勝は安倍（大成）君があんなに早く駆けると思わなかったし油断した。しっかりいつも通りに逃げていれば勝てていたと思うし悔いが残るレースだった。前場所の松戸は体調が悪かったわけじゃないけど、準決は組み立てに失敗した。最近は現行競輪でもいい感じで走れていないし、今回は後悔のないように走って優勝したい」

　26日の前検日に行われたタイムトライアルでは、10秒418を叩き出し全体4位で通過した。
　「10秒4台は最近の中ではなかったし、あまり良くはない。重く感じたし、ウエイト練習ができていないのが原因かも。悪い流れが続いているし、このタイムだと長い距離を駆けるのは不安になるけど、悪い流れを断ち切るためにも気持ちを強く持って走りたい」

　来期は自身初のS級2班への昇級を決めており、このまま悪い流れのままでは終われない。今節でPIST6最多となる6度目の優勝を飾り、S級戦へと弾みを付けたいところだ。

• 選手詳細データ

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  堀江省吾 選手長野・119期