3ヶ月ぶりの参戦で6度目の頂点を目指す

　7月21日～22日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド14が開催される。

　中心は5度(通算)の優勝実績を誇る中島詩音。機動力は屈指の存在で、強豪が揃う今シリーズでも優勝候補の最右翼。逆転候補は実績次ぐ永澤剛で、3か月ぶりとなる250バンクへの対応が鍵となりそう。前回表彰台りを果たし勢いに乗る安彦統賀や、ポテンシャル高い田口勇介らも力はあり侮れない存在だ。

　20日の前検日に行われたタイムトライアルでは、中島詩音が10秒424を叩き出して全体1位で通過した。
　「(タイムトライアルは)あまりタイムが出ている感じはしなかった。自己ベストには及ばないけど、平均するとこれぐらいのタイムだし、あまり気にしていない。今回は久々のPIST6だし不安もある。レースも一本走ってみないとわからない。それでも自分の番が来たら、しっかり仕掛けるつもりはある。前場所が終わって少し腰痛が出たけど練習はできたし、今は状態面も問題ない。優勝を目指しているけど気負わずに走りたい」

　前回のPIST6 2023 ラウンド2は圧倒的な人気を背負うも2次予選で失格。今節はその悔しさを胸にリベンジを果たし、最多タイとなる6Vを目指す。

• 選手詳細データ

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  中島詩音 選手山梨・119期