中島詩音が豪快カマシで圧倒 ~TIPSTAR DOME CHIBA~

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中島詩音
優勝候補の一角を担う
6か月ぶりのPIST6も難なくこなす

 7月11日(木)にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 7月 第2戦の初日が行われた。3RにはPIST6で通算7度のV実績がある中島詩音(山梨・119期)が登場。残り2周からのロングスパートを決めて6ヶ月ぶりのPIST6復帰戦を白星で飾った。

 レースは残り3周でペーサーが退避すると喜納隆志が上昇し、その動きに合わせて三好恵一郎が合わせて出る。残り2周では喜納が半車身ほど前にでるが、インを切った三好が内から盛り返して両者で踏み合いとなる。その隙を逃がさずに谷口力也が一気に仕掛けて先頭に立つ。後方に置かれた中島は残り2周からスパートを開始。逃げる谷口との車間を徐々に詰めて残り1周では谷口を捕らえると、最後はそのまま後続を突き放し先頭でゴール線を駆け抜けた。

 「(前が動いて)行きやすくはなったけど、感じは悪いし、まだ250バンクの走りを思い出せていない。いい時の状態ではない。少ししか修正できることはないけど、セッティングを見直してみる。あとはしっかりケアをします」

 6ヶ月ぶりのPIST6をモノともせずに豪快な走りで1次予選を快勝。自身の評価はイマイチだが、客観的にみた動きは良好で、このまま2次予選、準決勝と連勝で勝ち進む可能性が高そうだ。

髙野航記者

2024年7月11日 16時08分

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