強豪が揃い激戦必至のシリーズ

　9月16日～17日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド19が開催される。

　今節は優勝経験者が5名参戦し混戦模様も、実績上位の山田義彦がシリーズの中心となりそうだ。完全Vの経験がある佐藤幸治はスピードなら一番で、逆転の可能性も大いに考えられる。ポテンシャル高い東矢圭吾は伸び代があり2度目(通算)のVも十分。その他にもS級1班の稲毛健太や優勝実績ある徳田匠、藤井昭吾といった実力者や日高裕太、保田浩輔など活きのいい若手が顔を揃えて、優勝争いはし烈を極めそうだ。

　その中でも注目は123期のルーキー・保田浩輔。今回はPIST6初参戦となるが、15日の前検日に行われたタイムトライアルでは、10秒525を叩き出して全体5位で通過した。
　「同期が走っているレースとかは見てきました。自分の中でイメージはできているけど、それが実戦でだせるかどうかですね。S級選手と戦えるのは貴重ですし、チャレンジャーの立場で頑張りたい。最近の課題は長い距離を踏んで押し切ることなのでその辺りも意識していきたい。（タイムトライアルは）良くも悪くもなかったですね。駆け出しは良かったけど、コーナーに恐怖心があった。でもS級選手がいる中で全体の5位は上出来です。競技経験はあるので、久々の250バンクに対応できれば。まだ123期でPIST6を優勝した人はいないので、一番乗りしたい」

　デビュー後はチャレンジ戦で2度の完全Vと飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍。ポテンシャルは高く、学生時代での競技実績も豊富なだけに、初戦からの活躍を期待したい。

• 選手詳細データ

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  保田浩輔 選手岡山・123期