自慢の機動力を駆使して8Vへ

　12月8日～9日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド28が開催される。注目は7度(通算)の優勝経験がある堀江省吾。PIST6での最多優勝記録を保持しており、今シリーズは前人未踏の8Vを目指す。伊藤信も6度(通算)の優勝経験があり、実績面では引けを取らない。安定感ある皿屋豊が3番手評価で、前シリーズは結果を残せず終わった荒川仁の巻き返しにも期待したい。

　7日の前検日にはタイムトライアルが行われて、堀江省吾が10秒455を叩き出して全体2位で通過した。
　「体調を崩し気味で、さらに地区プロを走ってダメージを受けた。最近は練習より休みの方が多くなっています。そのせいかタイムトライアルは今まで一番よくない感じだったけど、踏める感じはあったのでレースでは修正したい。(現行)競輪ではS級戦で力のなさを感じているけど、競走得点では103点弱ぐらいは取れているし、自分が思っていたよりはやれていると思う。今回は(伊藤)信さんや皿屋(豊)さんとか強い人がいるけど、出るからには8Vを目指して頑張ります。次の競輪につながるように、いつも通りスタイルは変えずに力を出し切ります」

　今シリーズは3ヶ月ぶりのPIST6となるが、過去の実績面を考えれば久々の250バンクも難なくこなす可能性が高い。近況は現行競輪でもS級の荒波に揉まれて着実に力をつけており、自慢の先行力を駆使して自身の持つ最多V記録更新を目指す。

• 選手詳細データ

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  堀江省吾 選手長野・119期