若手機動型がそろい激戦必至のシリーズ

　2月23日～24日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド39が開催される。今シリーズは優勝経験者が5名参戦し激戦模様も、PIST6での最多優勝記録を保持する堀江省吾が中心だ。実績次ぐ木村皆斗が対抗格で、レース運びの巧さを生かして逆転を目論む。地元の鈴木浩太も機動力は互角で、巧さある藤井昭吾や、3度の優勝経験がある徳田匠も争覇圏内に位置している。

　22日の前検日にはタイムトライアルが行われて、優勝候補の堀江省吾は10秒368を叩き出し全体2位で通過した。
　「調子はいいし、（タイムトライアルは）踏めている感じがあったけど、欲を言えばもう少しタイムを出したかった。最近は現行競輪でも先行するだけではなく、しっかり考えて走るようにしている。野口（裕史）さんぐらいの脚があれば先行一本でもいけるけど、自分にその脚はないので。今回は（PIST6での）10Vが懸かるし、いつも通り優勝を狙っていく。河端（朋之）さんが凄い勢いで優勝して、迫ってきているし、どうにか逃げ切らないと。堀江はこんなもんと周りに言われないためにも、河端さんと戦うまでは負けられない」

　前回のPIST6 2023 ラウンド35ではよもやの2着スタートとなったが、その後は見事に修正を果たし9Vを達成。近況は現行競輪での動きも良く、強豪がそろう今シリーズでも大台の二桁Vを飾るシーンが高そうだ。

• 選手詳細データ

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  堀江省吾 選手長野・119期