スプリント(50-54歳カテゴリー)で銀メダルを獲得

　11月5日（火）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 11月 第2戦が開催される。傑出者が不在も、若手からベテランまで実力者が揃っていて混戦模様となりそうなシリーズであるが、注目は10月にフランス・ルーベで行われた「UCI世界選手権大会トラックマスターズ」のスプリント種目(50-54歳カテゴリー)で銀メダルを獲得した市本隆司（広島・72期）だ。

　「マスターズ世界選手権は50-54歳カテゴリーのスプリントで銀メダル、500mタイムトライアルが5位でした。今年で3年目だけど、これですべての色のメダルが取れたね。今大会はギヤなどで悩みながらで焦りもあった。決勝で負けた相手には2年前の世界選で相手の降格でたまたま勝てたけど、降格以外は一度も勝ったことがない。でもスプリントに出場するのはこれで3回目だし、以前よりは走れるようになってきた。500mタイムトライアルの前後から膝の痛みが出たので、10月のPIST6は欠場して今回はしっかりと練習できた。世界選手権では銀だったけど、ここでは金（優勝）を取れるように頑張りたい」

　22年よりマスターズ世界選手権に挑戦し、22年金、23年銅で、今年の大会では3年連続でのメダル獲得となる銀メダルに輝いた。PIST6での優勝はまだ1度もないが、前回のPIST6では準優勝と好成績を残しており、衰え知らずの大ベテランが初の栄冠に挑む。

• 選手詳細データ

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  市本隆司 選手広島・72期