V経験者の原田翔真が2度目の頂点を目指す

　3月11日（月）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 3月 第2戦が開催される。混戦模様のシリーズだが、優勝経験者の原田翔真（和歌山・121期）が中心。同じくV実績のある藤原俊太郎（岡山・111期）や、降級後のA級1・2班戦でV3と好成績を収めている鈴木陸来（静岡・117期）、地元で3度目の出場となる山田駿斗（千葉・123期）などにもチャンスがありそうなシリーズだが、ここでは原田翔真をピックアップ。

　「PIST6は3カ月ぶりですね。それ以来カーボンフレームには乗っていないし、不安はある。そのなかでもタイムトライアルで3位はやったほうだと思う。12月まで和歌山のバンクが改修で、思うような練習はできていない。今は街道練習が中心だけど、直前は岸和田で父に手伝ってもらってバイク誘導をしてもらった。S級に上がって自分が思っていた以上に戦えているなという感じだけど、9車立ては7車とはピッチも違うし、難しかったですね」

　現行競輪では今期よりS級に初昇格し、初戦の和歌山記念では3日目にS級初勝利をゲット。その後も予選では苦戦が続いているが、敗者戦ではコンスタントに白星を挙げている。現在は和歌山競輪場が改修工事中でバンクが使えないという不安材料があったものの、直前は父（隆・大阪・77期）とバイク練習を行うなどここに向けてしっかりと調整をしてきたようだ。PIST6では昨年10月に悲願の初優勝を飾っており、今シリーズでは優勝経験者の意地を見せられるかに注目したい。

• 選手詳細データ

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  原田翔真 選手和歌山・121期