準決勝は後ろが競りで先行一車のメンバー構成

　19日に京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪」の初日が行われ４レースでは人気を集めた原田翔真が快勝。人気に応えた。

　レースは単騎の村上皇が赤板過ぎに誘導を切って先頭に立つ予想外の展開になったが、原田は「１車だったし、あそこで踏み合うより出させてもいいかな」と冷静にレースを走っていた。

　原田は村上を追走し、村上がバンクの上に上がったところを内から抜けて先行態勢に。今度は番手の柴田昌樹が佐藤裕輝にからまれる展開になり、原田はペース駆けなり、悠々と押し切った。「今日は脚を全然使わなかったので、感じはわからなかったですね。でも、大丈夫そうです」と初の京王閣バンクを振り返った。「それよりも人気になっていたので、緊張しました。しっかりと決められたことが一番良かったです」と２車単120円、３連単160円に支持されてラインで決まったことを喜んだ。

　準決勝は４レースに出走。初日にワンツーを決めた柴田が再度で原田の番手を回り、３番手も初日と同様に沼川夢久が追走するが、森田達也が「４車で並ばれると厳しくなるので、初手が競りにいきます」とジカ競り宣言に出た。原田はペース駆けで連勝有力だが、２着争いに注目したい。

• 選手詳細データ

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  原田翔真 選手和歌山・121期