121期の高本和也が4度目のVへ ~立川競輪場~

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高本和也
ペースを修正して決勝こそは先輩の久保を振り切る
同期のライバルを撃破する逃走劇なるか

 12月2日(金)から開催されている立川F2シリーズ。決勝まで順当に勝ち上がったルーキー高本和也(121期・神奈川)が、自慢の強地脚を発揮して通算4度目の優勝を狙う。

 高本が所属する川崎競輪場はバンク改修で使えない中でも「今は平塚で練習をさせてもらっています。デビューから半年間やってきて、よくやっている方だと思います。来年にはS級点を取れるまでに力を付けたいと思っている」と目指す目標に向かって計画通り成長中。

 準決勝のレース後に、2日間のレースを振り返って「予選はバックの風が強かったのでタレないようにペースで踏んだんですが、3番手に迷惑をかけてしまった。もう少し踏み上げていたら3車で決まったはず。2日目はその反省を生かして追い風のホームから踏み上げてラインで決められた」と、番手の久保将史(神奈川・95期)に交されたが納得のレースだったようだ。

 決勝には同期の中山拓人(埼玉)も勝ち上がって来て「高本さんとは養成所で同部屋だった。気心が知れているだげに負けたくない」とライバル心を燃やしていたが、レース内容も良い高本が長い距離を踏み切りライバルを粉砕しよう。

永岡孝史記者

2022年12月3日 18時10分

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