121期が本格デビュー! ~青森競輪場~

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地元戦で気合は充分
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五十嵐綾
地脚を生かした走りで魅せる
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高本和也
先行策で予選突破を図る
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中山拓人
サッカーで培った身体能力を生かす
地元からは在所2位の大川剛が登場する

 7月1日(金)から青森競輪場でF2ガールズ・ミッドナイトが開催される。7月に入り121期が本格デビュー。今開催は4名が出走するだけに1レースからフレッシュなレースが繰り広げられそうだ。

 1レースのオープニングレースに登場するのは中山拓人(埼玉・121期)だ。自転車競技は未経験ながら、サッカーでは海外でもプレーしていた経験を持つ。前回の大宮で行われたルーキーシリーズでは最終日に落車していただけに、状態も気がかりなところ。
 「右ひざの筋部分断裂だったんですけど、1週間くらいモガけたので体は大丈夫だと思う。ただ自転車がダメになったので、同期の安彦(統賀)に借りてきました。まだ自転車経験が浅いので、自分の脚質はまだどちらか(ダッシュ・地脚)というのは分からないんですけど思い切っていきたいですね。しっかり優勝を目指して頑張ります」

 2レースの髙本和也(神奈川・121期)は大宮のルーキーシリーズで2勝を挙げた。
 「自転車経験は高校生の時にロードバイクに乗っていたくらいで、そこまでないです。ただ競輪は小さい頃から父に川崎競輪場に連れていってもらっていて、かっこいいなとは思っていました。ルーキーシリーズは2勝できましたけど追い込みなので。自分はダッシュがないので、地脚を生かすような走りがしたいですね。今回はまず決勝を目指していきたいです。将来の目標は早くS級に上がることですね」

 4レースの五十嵐綾(福島・121期)はルーキーシリーズで連続優出を果たした。 競走センスを生かした走りが持ち味。本格デビュー戦を迎えて、どう立ち回るか注目される。
 「ルーキーシリーズは単騎の走りだったし、それなりにやれたとは思います。ここからラインでの走りになるので不安もありますけど、自分の持てる力を出したいですね。地脚が持ち味なんですけど、先行にこだわるというよりは冷静に組み立てたいですね。初日、2日目と感触をつかんで決勝に乗りたいですね。将来は自力でなくても、G1で戦える選手になりたいですね」

 予選のメイン・5レースには地元で在所2位とポテンシャルの高さが光る大川剛(青森・121期)が登場。「ルーキーシリーズの一戦目(松戸)は緊張しましたけど、そのあとは平常心で走れました。脚質はダッシュよりは地脚で、学生時代は1㎞をやっていました。今回からラインができるので、自分の力を出し切ってラインで決まる走りを心掛けたいですね。将来というよりも、まずは連勝して特別昇班を狙っていきます」

及位然斗記者

2022年6月30日 16時35分

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