自分がスタートを取る

　取手競輪場を舞台に明日20日からモーニング開催、『Ｋドリームス杯』がチャレンジ戦7R制で行われる。ここではルーキーの中から松本京太(静岡・123期)に注目した。

　松本は新人戦を経て前回の伊東が本デビュー戦。2日目の負け戦からは連勝で締めたが、初日の予選は別線にうまくやられて叩けず島田茂希(北海道・92期)に逃げ切られてしまった。
「自分がしっかりレースをできないと」と話すが、これは競走の慣れもある。師匠の岡村潤(静岡・86期)からは「失敗を恐れるな。気にするな」と言われており、攻めの姿勢を見せる。

　初日のレースについて話を聞くと、松本は5番車。対戦相手の一人である細沼健治(埼玉・89期)が1番車なのでスタートは取りづらい可能性もあるが、「(レースの当日に)雨が降らなければ自分がスタートを取れると思う。細沼さんとは伊東で走っている」と前回の伊東で対戦したからこそ脚力が想定できているのだろう。
松本は深谷知広(静岡・96期)の所で練習している。他にも師匠の岡村や渡邉雄太(静岡・105期)らもいて練習環境は抜群だ。「脚の感じは悪くない」と話すだけに徐々に力が付いてくれば、予選突破だけでなくVもそう遠くない話だろう。まずは初日の走りに期待したい。

• 選手詳細データ

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  松本京太 選手静岡・123期