レースを振り返り成長する松本京太 ~取手競輪場~

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松本京太
内容ある良い競走と結果を出して開催後は良い報告もファンに告げたい
先を見据え長い距離を踏みたい

 取手競輪場では明日の12日から、チャレンジ戦でのモーニング7『オッズパーク杯』が開催されます。ここでは着々と力を付けている松本京太(静岡・123期)に注目してみた。
 
 松本と言えば、X(旧ツイッター)を使って一戦、一戦と自分のレースを振り返ってポスト(ツイート)をしている。他の選手もレースを振り返り悪い競走などをすると謝罪する選手もいる。だが、松本は競走を振り返るだけでなく、こと細かにレースで思っていたことや、その場面での考えなども説明している。長い文章の時もあるし、ここまでする選手はそうはいないだろう。どういう事なのだろうか。

「『競走に行ってきます』とかだけでなく、こういう事もしたら面白味があるし、見てくれる人がいてファンも増えたらと。やることによって責任感も増す」。ただ、忙しいこともあり「(前回の)松阪最終日のは、まだ出せていないんですよ」と謝りをいれた。

 練習の時間ももちろんある。大変な作業ではないのかと思い聞くと「大変なことだけど、レースを振り返る機会がある。ダメな競走だったら、そこは真摯に受け止めて。それに文字で表現したりするのも勉強の一つ」と松本は色々な面での吸収する一つと考えている。

 近況に関して聞くと「前回の松阪決勝は単騎戦だったけど、積極的に駆けていたし良いかと。いいイメージがわかせているし、力を出せるところは的確にしていきたい。先を見据えて長い距離を踏めれば」。今シリーズで内容ある良い競走と結果を出して開催後はファンに良い報告ができれば最高だ。
 
 
 

木村貴宏記者

2024年1月11日 18時30分

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