狙って取った上位戦への切符

　3月31日、立川競輪場で行われているF2ガールズシリーズ『東京中日スポーツ杯』で、松本京太（静岡・123期）が8レースのチャレンジ決勝を鋭いまくりで優勝。これで3月川崎、3月岐阜に続く3場所連続の完全優勝で特別昇班を決めた。

　今回は前検日から「今回は（特班を）期待してくれてる方々がいるんで、それに応えたいなとは思ってます」と今シリーズで特別昇班を決める覚悟をもって参戦。

　初日は「初めてブーメラン（戦法）をした。勝ちにこだわっていきたいので」と初挑戦の戦法にも挑んでまで結果にこだわる姿勢を披露。準決勝も突破すると、決勝は同期の菊地圭との二分戦に。「思ったより脚が回ってくれたから調子は良いと思う。先行でも、まくりでも、1着を取れるようなレースをする」と意気込み語った。
　
　決勝は菊地が前受けから突っ張りを試みると、松本は無理せず下げて5番手に。レースは一本棒のまま進み、松本は最終2コーナー過ぎからの仕掛けで先頭に迫ると、４コーナーの手前で菊地を捕らえてそのままの勢いでゴール線を一番に駆け抜けた。

• 選手詳細データ

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  松本京太 選手静岡・123期