123期5人目の特別昇班

　8月20日に行われた伊東F2ミッドナイト競輪チャレンジ決勝において、松崎広太（茨城・123期）が4番手から豪快なまくりを決めて優勝。これで松崎は7月青森、8月大垣、に続いて3場所連続完全優勝となり、A級1、2班への特別昇班を決めた。

　逃げ切り連発で勝ち上がった決勝は同期4人での超激戦。打鐘で先頭に立った望月湧世の後ろが千切れて、番手に熊崎麻人がハマり、松崎は4番手に置かれる。最終2コーナーから仕掛けると、前と車間を切ってタイミングを取る熊崎の上をスピードの違いでまくり切って完全優勝を決めた。「（A級1、2班へは）できれば特班で上がりたい」と以前から話していたとおり、有言実行での特班となった。

　松崎は自転車競技の名門、取手一高自転車部から法政大学へと進学して輪界入りを果たした自転車エリート。高校時代の同級生には、朝倉智仁（茨城・115期）や、小畑勝広（茨城・115期）がいる。学生時代にロードレースからトラック競技へと転向し、幅広い競技経験を積んで自転車の土台を築いた。そのかいあってか、プロの舞台でもスピード地脚は十二分に通用している。このままS級へと駆けあがることもありえそうだ。

• 選手詳細データ

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  松崎広太 選手茨城・123期